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30代初で、7年ぶりのワンマン

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100日前からカウントダウンを始めて、
無論、それより前にはワンマンをやるとを決めて、

「今の私にできるのかな」とか
「活動再開たった1年で誰が見に来てくれるんだろう」とか

あれこれ言いながら、でも、
見えない大きな力というか流れが、

このタイミングでワンマンやるんだよ
レコーディングもちゃんとやるんだよ

という方向に、有無を言わさず導いた感じで、私はもうほかに道はなさそうだから頭は使わず身を任せておこうと、挑んだワンマンでした。

大丈夫だ、成功するんだ、と本当に心から思えたのは3月だったかな。
基本的に失敗するイメージを持たないタイプなので、なにがあっても必ず成功するとは思っていたものの、やっぱり6年休んでたった1年活動をしただけ。
ライブ活動だって月1ペースで、まだまだ会えてない人がたくさんいる、と不安になるのは驚くほど簡単。笑

でも、やっぱり大丈夫だった。

そんなに大きいとは言えないけれど、お客様に出演者やスタッフを含めて100人以上が共有したあの空間は、やさしさに満ちていた、ってたくさんの人にあとからメッセージをもらいました。嬉しいなぁ。

17曲2時間のステージ、満員の会場に、贅沢を詰め込んだ出演者達、
2階席のたくさんの子供達、いつだって伸びやかにやり切れる恵比寿.switch、全てに感謝でした。

今回のワンマン、もうこれで人生最後かもしれないし(まぁたぶんそんなことないんだけど次のライブも決まってないしいつも明日から先のことなんてわからないと思っており)、やってみたかったことを色々やってみました。

2011年3月6日、同じライブハウスで、全員立ち見でぎゅーぎゅーの中、ちっとも泣かずに元気に笑顔で引退ワンマンをしました。

2018年4月8日、4日前に30歳を迎えた私は、20代最後の日に強制的な浄化のごとく胃腸炎を患い3日間動けなかったのでもうバタバタな直前でしたが笑、
自分にも友人にも子供達が増えてきたからこそ、同じ会場でも全員着席、キッズスペースを作って、子供たちの声もBGMやMCにして、また違うワンマンをさせてもらえました。

いろんな景色を見て帰ってきても、あんなに綺麗に晴れた日曜日の昼下がりを共有してくださるたくさんの方に、またこれまで出会ったたくさんの人や出来事や世界に、体中から感謝が溢れて、1曲目の1フレーズ目を最初の1回にして、何度も泣いてしまいました。

自分を生きようとしたら歌をうたうことにやっぱり帰ってきて、ちゃんと自分の歌い方でやっていこうとしたらワンマンをやるしかなくて、もっと空を舞おうとするほど地球の中から歌がしっかり私を抱きしめてて、そんな感じ。笑

「どうしても歌はうたっていくみたい」というのが、最近の私の感覚で、ということはやり方が絶対にあるはずだから、ピンとくる何かを、もやっとする瞬間を、どちらも逃さずに、見えない感覚に背中を押してもらいながらやっていこうと、改めて思いました。

贅沢な出演者たちとのステージの写真はFacebookページとかにあげます。ちょっと今海に行きたくて仕方ないので、SUPしてきます。